作詞 Shena Ringo / 作曲 Shena Ringo / リリース 1998/9/9
蝉の声を聴く度に
目に浮かぶ九十九里浜
皺々の祖母の手を離れ
一人で訪れた歓楽街
ママは此処の女王様
生き写しの様なあたし
誰しもが手を伸べて
子供ながらに
魅せられた歓楽街
十五になったあたしを
置いて女王は消えた
毎週金曜日に来てた
男と暮らすのだろう
「一度栄えし者でも
必ずや衰えゆく」
その意味を知る時を迎え
足を踏み入れたは歓楽街
消えて行った女を
憎めど夏は今
女王と云う肩書きを
誇らしげに掲げる
Oh Ho Mm・・・
女に成ったあたしが
売るのは自分だけで
同情を欲した時に
全てを失うだろう
JR新宿駅の
東口を出たら
其処はあたしの庭
大遊戯場
歌舞伎町 Oh Oh Oh・・・
今夜からは此の町で
娘のあたしが女王